青黒紫無ルフレ女

はじめましての方は初めまして。二度目の方はお久しぶりです。
はじめましての方はまず前回の記事青黒無ルフレ女 - 推しは推せる時に推せを先に読んでください。

前回のルフレ女の記事ですが、最後の方で『今使っている構築は少し違う』と書きました。
今回はその違う構築で新たな結果を残せましたので、ここに紹介したいと思います。また前回の記事では書けなかった、デッキの回し方や有利な相手・不利な相手の解説もします。これで画面の前のあなたもルフレマスターだ!


さて、今回紹介するルフレ女レシピはこちら。

前回の構築からの大きな違いは、1c無シェイドと4cルフレ男が抜けて、代わりに5cエリウッドを採用。そして天馬の枚数を増やしました。

主な戦績は賭けなよ杯(身内限定ペア戦。身内限定とはいえ40人20チームが集まりました)で準優勝。第10回オスティア闘技場で3位でした。



新たに採用した目玉ユニット。紫のカードはこのエリウッドのみですが、基本アルフォンスで踏み倒すので問題ありません。
射程1ユニットオンリーのこのデッキにおいて『紅蓮の君主』『不滅の友情』による引っ張りは非常に重要です。前衛にいる射程1ユニットを後衛へ押し込んで機能停止させることもできます。
そして重要なのが『デュランダルの真炎』。このデッキはオーブが無くなると何もできなくなってしまうので、主人公のライフ確保・延命が大事になってきます。しかしその主人公であるルフレ女が戦闘力70止まりなので、総攻撃を受けるとあっという間に沈んでしまいます。
しかしエリウッドを出撃させるだけで常時戦闘力+10。支援30を捲れば戦闘力110となり、そう簡単に落とされなくなります。
ここまで至れり尽くせりなユニットでありながら天空の紋章内蔵というオマケ付き。なぜ今まで採用していなかったのかと悔やむほどの超有能カードでした。


16弾環境は、ルフレ女主人公にとって非常に動きやすい環境だと思っています。ミカヤやサナキといった緑の台頭によって撃破スキル持ちが減ったことと、全体的にデッキの支援値が低いためエリウッド+支援30による110受けを突破されづらいため、アルフォンスを維持しやすくなったのが大きいです。
またトパックやOC等の魔法ユニットを採用したデッキも増え、レオンと???のメタがよく刺さります。レオンと???の両採用は過剰な気もしますが、レオンだけだと1ターン置きにしか止められません。???であれば常にトパックOCヘンリーを防ぐことができます。また最近はダークサイレンスを警戒して、不用意に魔法ユニットを出撃させないプレイングも見られますので、両採用となった次第です。


デッキの回し方について

基本的には4ターン目にアルフォンスを出して、そのままアルフォンスを維持しつつ大型ユニットをどんどん展開していきます。相手の主人公によって序盤の動きやアルフォンスで出撃させるユニットを変えます。
ルフレ女の『希望の秘策』ですが、4cアルフォンスを出撃させる都合上CCターンには使いません。4絆以上から使います。ですが5絆あれば5cマークスやレオンを手札から出撃できるようになるので、使う必要が無ければ5絆まで待ってもいいです。5絆以上は貯める必要が無いので、それ以降は毎ターン使いましょう。相手が待ちデッキ等でオーブに余裕があり、かつオーブに4cアルフォンスが眠っていてそれが欲しい時はCCターンに使っても大丈夫です。ただしその場合はオーブを割るだけで、追加はしないように。

絆に置くカードについてですが、1c天馬は『運命か、絆か』の捨て札にするため置きません。6cカムイ女や5cレオンといったのちのちアルフォンスで出撃させるカードを置きます。黒はカムイ女の『黒き竜血』の条件になるので優先的に残し、青はほぼルフレCC用なので、CCした後は潰しても構いません(???を出撃させたい時を除く)。


各主人公ごとの立ち回り

チキエリーゼ、その他待ちデッキ全般
ルフレ女主人公はオーブからアドバンテージを取るデッキなので、待ち戦法に非常に強いです。なので有利対面と言えます。マークスの『神風』で後衛から相手の後衛ユニットを一方的に殴れるのも◎。
序盤は不必要にユニットを出さず、手札を温存します。ただし相手もルフレ女には待ち戦法をせず、殴ってくる場合があるのでその時は1c天馬を出して弾避けになってもらいましょう。

アル
2cアルフォンス、5cエリウッドの維持が鍵になります。エリウッドを維持できれば主人公の戦闘力がアルと同値になり、支援値勝負に持ち込めばこちら側に分があります。
アルが素で起き上がる可能性よりこちらが支援30を捲って攻撃を弾く可能性の方が遥かに高く、マシュードローもほぼ抑えられますので有利対面だと思います。5cリリーナのフォルブレイズだけ気を付けましょう。

マルス
まず主人公を、射程持ちにしておきます。
暗闇対策も兼ねて序盤から1c天馬を出していきます、2cアルフォンスを後衛に出せればなおよし。
マルス以外にはダークサイレンスが刺さります。シオンに注意!

ミカヤサナキ
どちらも撃破スキルに乏しく、こちらがアルフォンスを維持しやすいためまだ有利に戦える相手だと思います。
ただし長引けば長引くほど不利になるので、できるだけ早めに決着をつけたいです。
ゼルギウスはマークスの『一騎討ちの部隊』で落とせます。

オボロ
射程持ちを主人公にします。オボロがCCするまでは顔を殴らず脇処理に徹し、できる限りオボロのCCを遅らせます。
オボロは支援値が高く、殴り性能も高いのでこちらがアルフォンスを展開する前にオーブを割り切られてしまうことも多々あります。回避不可スキルで的確にアルフォンスを落とされるともう厳しいです。不利。

ジョフレシグルーン
どちらもオボロと同様支援値が高く、殴り性能も高いので主人公を総攻撃されるとあっという間に沈んでしまいます。
2ターン目で2cアルフォンスが出せるかどうかが鍵になります。相手側もアルフォンスは倒したいユニットですので、時には壁にして少しでもオーブを多く保ってください。
ちなみに待ったりはしません。こちらも全力で顔を殴りにいきます、ライフを確保できるカードが2cアルフォンスしかいないので、長試合は危険です。さっさと終わらせましょう。

カムイ女
不利、というか無理に近いです。『常闇の翼』で毎ターンアルフォンスを撃破されてしまい、そうなるとこちらも毎ターンアルフォンスを出撃させないとパンチが足りずジリ貧になって負けます。受けの戦闘力も高いので、殴り切るのも難しい。
では諦めるのか? 流石に環境主の一角。簡単には引き下がりません、ここで秘策〝アルフォンス主人公へのスイッチ〟です。不利には変わりませんが、ルフレ女主人公のままやるよりかは勝負になるでしょう。


これで必要なことはだいたい書いたかな…?

16弾環境のルフレ女主はこの構築で完成したと思ってます。
次の17弾でも、既にルフレ女と相性の良いカードが公開されています。

そうです


こちらのクロムですね。

アルフォンスの『英雄の解放』からこのクロムを出撃させ、更にそこからクロムの『英雄総進軍』でマークスやカムイ女を出撃、1ターンで3体の大型ユニットを展開できるようになります。
そしてこのデッキの弱点であった〝アルフォンスを撃破されるとユニットの展開が滞ってしまう〟という問題も、クロムがいればアルフォンスを落とされた後でもテンポを崩さずにユニットを出し続けることが可能です。
アルフォンス以外のルートを取れるようになったのは大きく、もしかしたら苦手なカムイ女にも一矢報いる日が来るかもしれません。
あとクロム嫁はルフレ派なのでそういう意味でも盤面に並べたい。


次弾でも強化が約束されたルフレ女主人公、来年のスタン落ちまでは十二分に遊べる主人公ですので、是非組んでみてください!

青黒無ルフレ女

初めましての方は初めまして。江夏と申します。

8弾の4cルフレ女のテキストが好きすぎてルフレ女主人公を使い始め、そろそろ2年が経とうとしています。
大きな結果を残した!という訳ではないのですが、他サイファプレイヤーの方々にルフレ女主人公の楽しさと面白さ、そして強さを知ってもらえたらなと考え記事にすることにしました。


現在15弾環境で使用しているルフレ女構築はこちら。

ルフレアルフォンスですね。マークスやカムイ女といった強力なユニットをルフレ女のスキルでオーブに仕込み、アルフォンスのスキルでコストを踏み倒して出撃させるというデッキです。

目立った結果としては、第2回聖瞳杯でベスト16、第8回オスティア闘技場でチーム4位。
そして某オスティア主催ことばしぽさんがリスペクトしてくださり、ほぼ同じ構築のルフレ女主人公を使った結果、第2回聖瞳杯でベスト8、第3回流星杯で4位に輝いています。




主人公のメインCC先である4cルフレ女と、キーカードの4cアルフォンス。
アルフォンスは4t目には絶対出撃させたいユニットです。ルフレ女のスキル『運命か、絆か』をフル活用して、何が何でも4t目までには抱えておきましょう。出せなかったら詰みまである。



そしてその4cアルフォンスですが、素出しするよりもレベルアップさせた方が強いので、出撃させる時はまず1cから出します。このデッキはほぼシンボル持ちのユニットで構築されているので、支援スキルの効果で実質支援30。強い!

無事4cアルフォンスを出撃できたら、ガチャの時間です。『英雄の解放』でオーブのユニットを出撃させましょう。ルフレ女のスキル『新たなる歴史』『希望の秘策』を使えば、なんと星5確定ガチャになります!!



星5、もとい5cマークス。『神風』はオーブを表にするだけで味方ユニット全員が射程無限を持つという非常に協力なスキルです。ですがオーブが表の状態だと『一騎討ちの舞台』が有効になる為、普通に使うと5cという重さとも相まって使いづらいユニット…のはずでした。
しかしルフレ女のスキル『希望の秘策』で表にしたオーブをすぐさま割る事で、『一騎討ちの舞台』を無効化できます! 更にオーブを割る前であれば戦闘力100から一方的に殴れます。重たいコストも、アルフォンスで出撃させれば問題ありません。4t目で後衛にアルフォンスと一緒に並べて、後ろから圧をかけていきましょう。



サイファ界最強のカード。ノーコストで絆が1枚伸びて敵が1体吹っ飛ぶ。そんなユニットが4t目から出せたら強いですよね。以上!



もう一人の暗夜王。4t目にアルフォンスで出撃させてダークサイレンスすれば、相手の動きをかなり封じることができます。とはいえ最近はそこまで魔法ユニットに依存したデッキが少ないので、環境に応じて枚数を減らしたりします。





天馬枠。支援30も大事ですが、それよりも重要なのが『天空の紋章』です。
このデッキはほとんどのカードが射程1であり、5cマークスの『神風』に頼り切っています。
せっかく後衛にカムイ女やアルフォンスを並べられても、マークスが落とされて攻撃できない!という状況が発生するため、それを打破するべく最低でも12枚と多めに積んでいます。
手札に来てしまっても『運命か、絆か』で捨てられるので問題ありません。また色の枚数調整はここで行います。



実はこのデッキ、手札消費がかなり激しいです。アルフォンスの出撃で手札を2枚使い、盤面を維持するために神速回避も多用するからです。
なので手札補充ユニットとして採用。相手依存ですが青のカードかつノーコストで手札を増やせるのはとても嬉しい効果。後衛に戦闘力70以上のユニットを並べるので必殺も打たれやすく、比較的ドローはしやすいです。
一応、4t目にアルフォンスを出せなかった時に出してお茶を濁したりします。



対カムイ女用メタカード。アルフォンスを容易に処理できるカムイ女が大の苦手! 撃破されても毎ターンアルフォンスを引けるのならば勝ち目もありますが、そこまでの運命力は持ち合わせていないので採用しています。数少ない射程持ちユニットなので、対カムイ女以外でも使う機会はそこそこあります。


さて、一通り採用カードを紹介してきましたが、ここまで読んでいただいた方の中にはこう思った人もいるでしょう。「これアルフォンス主人公じゃダメなのか?」と。なのでルフレ女主人公だからこそ使えるカードを紹介します!


おそらくルフレ女主人公にする最大のメリットはこのカードが使えることです。2t目に後衛に出撃させれば、相手はこのユニットを処理したいはずです。
落とされたらそれはそれでルフレ女への攻撃がそれてオーブの数を維持できるので問題ありません。放置されたら主人公を回収できますし、そのまま4cアルフォンスにレベルアップしても構いません。乗った後はアルフォンスの回避札として使えると至れり尽くせり!
CC事故防止にもなるので、4cルフレ女もしくはこの2cアルフォンスがマリガン基準になっています。



もう一つのルフレ女主人公のメリットは、1cの種類が豊富であることです。
ルフレ女には射程持ちの魔法と戦闘力の高い剣と2種類ありますので、相手によって使い分けることができます!

2cアルフォンスと1cルフレ女の存在により、アルフォンス主人公と比べて序盤を有利に進められます。オーブを多く保てればそれだけ中盤・終盤も有利になります。これはアルフォンス主人公にはできないメリットと言えるでしょう。


とはいえ相手によってはアルフォンス主人公の方がいい場合もあります。カムイ女が最もたる例で、脇のアルフォンスをローコストで処理できる主人公がとても苦手です。
なので、アルフォンス主人公にスイッチするのも一つの策です。実際にマリク主人公と当たった際、エクスカリバーでアルフォンスをバウンスされると厳しいと感じた為、アルフォンス主人公にスイッチ。結果勝利を収めることができました!

構築上厳しい相手や実力あるトッププレイヤーと当たった時、アルフォンスにスイッチして上振れに期待してもいいと思います。ただしルフレ女と違って本当に上振れに左右されるので、例え勝てたとしても“運が良かったから”と素直に喜べないのが難点でしょうか。

まあ、運も実力のうちということで……。




長々と書いてきましたが、最後にもうひとつ。
こちらのルフレ女主人公ですが、17弾発売から制定されるスタン落ちの影響を受けるカードが1cルフレ女しかありません。そのルフレ女もスペックは落ちますが14弾に代替カードが存在します。
つまり、もう1年このデッキを使い続ける事ができるということです!

もしこの記事を読んで、「ルフレ女主人公を使ってみたい!」という方や「俺の方がもっとうまくルフレ女を使える!」という方が現れて、ルフレ女主人公の使い手が増えてくれたら幸いです。オーブにカムイ女やマークスがいた時の喜びをみんなにも知ってもらいたい。

実は今使っているルフレ女主人公は上記のレシピとは少し違うのですが、まだ大会には出していないので、またいつか記事にできたらなぁと思います。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました!